AFを『親指AF』に切替えた。
皆さんこんにちわ。ハル吉です。
最近、通常のシャッターボタン半押しAFから親指AFに切り替えたのでそのことについて書きたいと思います。(他メーカーも親指AFはもちろんありますが、設定方法やAFの呼び方は異なります。)
親指AFとは
ネットでカメラの技術的な事を調べているとチョイチョイ『親指AF』という言葉が出てきます。ニコンではD5、D850、D500などプロ、ハイアマクラスのカメラに親指AF用のAF-ONボタン(写真の〇で囲った箇所)が搭載されています。
AF-ONボタンを押すことでAF操作を行います。このボタン操作を親指で行うため『親指AF』と呼ばれています。AF-ONボタンでAF操作を行うように設定するとシャッターボタン半押しではAF操作は出来なくなります。
残念ながら、ハル吉の所持しているD750にはAF-ONボタンは搭載されておらず代わりにAE/AFロックボタン(写真の〇で囲った箇所)が搭載されています。
ボタン位置が微妙に離れており手の小さい人にはこのボタンをスンナリと押すには少し遠い気がしますが、カスタムメニューでこのAE/AFロックボタンにAF-ONの機能を割り当てることで親指AFを使用できるようになります。
カメラ購入当初に一度『親指AF』に設定してみましたが、初心者のハル吉には使いづらく数枚写真を撮った位ですぐに普通の半押しAFに戻しました。
ハル吉のAF遍歴
〇AF-S(シングルAFサーボ)+ダイナミックAF51点+電子音あり
すぐにピントが合った時のピピッという音が鬱陶しくなり電子音なしに変更。このあたりで一度親指AFを使ってみるが使いづらくてすぐに半押しAFに戻す。
〇AF-C(コンティニュアスAFサーボ)+シングルポイントAF
カメラ購入後半年ぐらいでこの設定に落ち着きました。
〇AF-C(コンティニュアスAFサーボ)+シングルポイントAF+親指AF
親指AFにして一か月がたち、最初は少し戸惑いがあったけど今は慣れました。
親指AFを試してやっぱり使いにくい!となったのに何故また親指AFを始めたかと言うと、70-200mmのレンズを購入した際にレンズ本体にAFボタンがついてて、これって結局は親指AFと同じだよなぁ?やっぱりAF操作とレリーズは別にしたほうが使いやすいのか?となり親指AFについていろいろ知らべました。
調べた結果、動体撮影を行う際には『親指AF+AF-C』が非常に相性がいいみたいです。 動いている被写体をずっとシャッターボタン半押しで追従するのは面倒なので、レリーズとAF操作を分けることで撮影がかなり楽になるそうです。
また、星空撮影やフォーカスポイントを決めて(置きピン)撮影する際は、一度ピントを合わすとその後はピントを合わす必要がないのにシャッターボタンを押すたびにAFが作動してしまい非常に面倒です。そんな時、ハル吉はMFに切替えて勝手にAFが作動しないようにしていましたが親指AFにしておけばピント合わせ後にAF-ONボタンを離せばAFは動作しないので楽です。
これは結局、『親指AF+AF-C』にしておけばAF-ONボタンを離すことでAF-Sのピントロックの役割もしてくれるのAF-Sは不要になります。さらにM/Aモードの付いたレンズを使ってシャッターをレリーズ優先にしておけばマニュアルフォーカスで撮影しようとした際にカメラをMFに切替える必要もなくなります。
まぁ、難点といえばAF追従しながらフォーカスポイントを変えることができない事です。
ハル吉がカメラ購入当初に親指AFを試したけど使いづらくて半押しAFに戻したのはAFモードがAF-CじゃなくてAF-Sだったから使いづらく感じたのかなぁと思います。親指AFは、ほとんどデメリットがないのでこれからも使っていきたいと思います。